先輩社員インタビュー
Senior Interview 01
社員名：
菅原さん
キレイに仕上がった時は達成感を感じます
担当しているお仕事について教えてください。
入社 10年目で、溶接の仕事を中心にしています。トレーラの架装に関わる部分です。
社内ではベテランの部類に入るかもしれませんが、親会社のトレクスさんの技術者に比べたら、まだまだ学ぶべきことはたくさんあると感じています。一流の溶接職人さんが手掛けた仕事は、誰が見ても美しい仕上がりで、自分なんか、まだまだだと痛感します。
社内ではベテランの部類に入るかもしれませんが、親会社のトレクスさんの技術者に比べたら、まだまだ学ぶべきことはたくさんあると感じています。一流の溶接職人さんが手掛けた仕事は、誰が見ても美しい仕上がりで、自分なんか、まだまだだと痛感します。
溶接といっても奥が深いんですね。仕事をしていて達成感を感じる時ってどんな時ですか？
やはり、キレイに仕上がった時は達成感を感じます。今までブレていた溶接がまっすぐできるようになった時は、やはり嬉しいです。それができるようになるには、長い間、真剣に取り組み続ける必要がありますから、できたときは嬉しいですね。あと、周りから褒められて「あ、オレ、うまくなったんだな」と気づくときもあります（笑）。
溶接技術は会社に入って覚えたのですか？
そうです。学校でちょっと触ったくらいで、ほぼ素人です。加えて大きいトレーラの溶接なので、最初は不安でした。でも何とか1年やり切ったときに、「意外とできるもんだな」と思いました。分からないことだらけでしたが、先輩たちから一つずつ丁寧に教えてもらい、一つずつ身に着けてきた、という感じです。動くものを作る仕事なので、「安全に着実に」、を心がけてきました。
仕事上での苦労ってありますか？大変なこととか。
苦労といっていいのか分かりませんが、毎回毎回、やるべき作業が違うので、仕事のマニュアル化ができません。常に臨機応変に判断し、仕事を進めなめればなりませんので、それが大変ですね。お客様の個別の要望に応えるために、どうしたら実現できるのかを考えなければなりません。過去には、お客様が求めるものと違うものを作ってしまった失敗もありました。そういう経験を積み重ね、お客様の要望通りのものが作れた時、大きな充実感を感じます。
溶接のスキル以外で、この会社で身についたスキルってどんなものがありますか？
そうですね･･･お客様とのコミュニケーションスキルは高まったと思います。以前はお客様の質問に全く答えられませんでしたが、今ではかなり答えられるようになりました。先輩とお客様とのやりとりを横で聞くようにして、やり取りの仕方や接客術を学んでいます。
この会社でやってみたいことはありますか？
もっともっと仕事をこなしていきたいですね。量も質も上げていきたい。社員みんなで、同じ意識で、同じ方向を向いて、もっと仕事をしていきたいです。私の仕事はその都度違うし、作り上げていく仕事で、毎回変化があります。自分で考えながらやれるし、自分の裁量で自由にやれる部分も多いし、仕事自体、やっていて楽しいです。これを会社全体で一丸となってやっていきたいですね。
仕事上で目標にしている人はいるんですか？
はい。この会社の大先輩で、70歳を超えている方がいるのですが、溶接のエキスパートで、私など手も足も出ないくらいすごい人です。定年で一度会社を離れているんですが、呼び戻され、今も現役で働いています。溶接技術はもちろん高いのですが、判断力もすごいし、スピードも速い。何が違うのかが分かっていても、私なんかは、なかなかついていけません（笑）。会社にいてくれるうちに、少しでも追いつけるように頑張りたいですね。
Senior Interview 02
社員名：
玉串さん
この仕事をやっててよかった、これからもやっていきたい
担当しているお仕事について教えてください。
担当しているのはトレーラの整備と塗装です。車が安全に走れるようにチェックしたり、車体を新しく塗り替えてピカピカの状態に戻したりする仕事です。
以前は違う仕事をしていたそうですが、この会社の入社のきっかけはどんなことですか？
もともと車は好きだったんですが、縁あって工場見学をさせてもらったときに、普通の車ではなく大型トレーラの整備の様子を見てビックリしました。でも「普通じゃやれないことがやれそうだ」と思い、チャレンジする気持ちで入社を決めました。
整備士の資格をお持ちなんですね？
はい。でも入社時点では持っていなくて、全くのゼロの状態でしたが、会社がサポートしてくれて、半年間、資格取得の講習に通い、資格を取ることができました。
働きながらの勉強なので時間のやりくりが大変だったし、新しく覚えないといけないことばかりで、途中で投げ出しそうになりましたが、職場の先輩や仲間に励まされ、続けることができました。
働きながらの勉強なので時間のやりくりが大変だったし、新しく覚えないといけないことばかりで、途中で投げ出しそうになりましたが、職場の先輩や仲間に励まされ、続けることができました。
この仕事のやりがいってなんですか？
お客様が長く大事に使ってきたトレーラが壊れて困っているとき、修理で元通りに直したときに喜んでいただけると、とても嬉しいですね。車の錆や汚れをはがしてキレイに塗装し直したときに「ありがとう、こんなにキレイになるんだね」と直接声を掛けて頂いた時は、「この仕事をやっててよかった、これからもやっていきたい」と思いました。
この仕事で達成したことはなんですか？
入社してからの目標は、まずトレーラ１台をすべて自分一人で点検・整備できるようになることでした。２年後、その目標を達成することができました。今はさらにステップアップし、いかに早く効率的にやるかということに取り組んでいます。
なるほど。一方で苦労したことはありますか？
そうですね。やはり修理の仕事は1台1台、状況や症状が違います。症状に応じで的確に対応できるようになるまでは失敗もあったし、苦労もしました。正しい修理をするためには車の構造や仕組みを知る必要があるので、そこをひたすら覚えて理解することが大事だと思っています。
井上自動車に入って身についた能力ってありますか？
まずトレーラや車の整備、塗装のスキルが身に着きました。あとは判断力です。お客様の要望を理解し、お待たせしないように早く仕事を完了させるためには、何を優先すべきなのか、どの道具を使えば良いか、の判断力が着きました。大きなトレーラの大きな部品を扱い、当然体力も使いますので、効率的な仕事方法を考える力も着いてきたと思っています。
あとは、後輩に仕事を教える場面もあり、教え方についてもいろいろ考えます。1から10まですべて教えるのではなくて、基礎的なことを教えたあとは、基本的に本人に考えさせるようにしています。自分の頭で考えることで、より理解が深くなると思います。私も先輩にそうやって教えられ、自分で考え、まずやってみるというスタンスで仕事をしてきたのが良かったと思っています。
最後に、この会社でチャレンジしてみたいことってありますか？
そうですね･･･まあ毎日がチャレンジですね（笑）。できるかどうかわかりませんが、当社製のトレーラを作ってみたいですね。夢かもしれませんが、みんなでそれがやれたら嬉しいです。本当にいいメンバーが揃っているので、これから入ってくる人たちも、未経験でも臆せず、ゼロからチャレンジして欲しいと思います。休日に車で走っているとき、横を走るトレーラを見て、「あれ、自分が整備したトレーラだよ」と自慢できるのもひそかな楽しみです（笑）。